#4 PATRICK STEPHAN ARTIST BAG

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DIOR HOMMEのDe Villeは初めて見たときホントに衝撃的で。
エディ・スリマンの美学は衣服を見れば勿論現れてるんだけども、そういうものが凝縮されている上にカメラマンでもあるエディの職人的な発想も盛り込まれたバッグ。
ダンディな佇まいに付いた丸くてごつ目の金具、フリンジ。
肩に担いだ時の軽さも魅力的で。
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何度も仕事帰りに伊勢丹通いして、実物眺めて手に取って肩に背負って、買えなくは無いんだけど「ホントに買っていいのか?」「その金あったら他にいっぱい買えるぞ」とか思ってなかなか買わず/買えずにいる時、たまたまネットで見つけた画像に惹かれて即買いしたのがPATRICK STEPHANのARTIST BAGだった。。
というお話。
いざって時に思いきれない性格。。



写真のは使い込んでいるので随分と柔らかくなっていますが。
くたっとした一枚革のホースレザーの質感に、絡み付くベルトは垂れ下がりボンテージさを漂わせる。
金具まで黒で統一したストイックな姿に、デイリーユースには過剰な大ボリューム。
ガリアーノのクチュール部門を担当していた事を思わせるゴシックさ。
一目惚れも甚だしく「十万?!買うっ!」って即買い。
De Villeとタイプは随分と違うけど、結果ARTIST BAGで良かったのかも知れない。
担いで街を歩いてると重くて肩が凝ったり、狭い店内だと後ろのモノを倒しそうになったり、
電車に乗った日には隣の席にまではみ出す始末。
帰って開けたら、しまってたモノがひっくり返りまくってる事もしょっちゅう。
そんなマイナス面を凌駕する趣味ど真ん中のルックス。
モードファッションに合うし、ハードファッションでも合う。
これが切っ掛けで財布もベルトもパトリック・ステファンにした。


http://gr8.jp/?eid=234
こちらで扱ってますね。
10万五千円とか言うLサイズのヤツ。
新しいヤツは大きな金具とか付いてマイナーチェンジ。
今はリバーシブル、色も白とか青とかパテントとかカラバリも豊富。