「HIGH&LOW」ファッションについて考える

つらつらネットを彷徨ってたらClusterに「High & Low」なんて記事があった。
つまりは「全身高級ブランドもので固めるのも大変だから高いものと安いものを混ぜようよ」って事なんだろうけれども。
【以下、文句ばっかり言ってます】


http://www.clstr.net/special/090625highandlow/03/
もういきなり。
いやいや、HIGHはリンダ・ファローのサングラスだろうよ。
グラサンならかなりオリジナリティもあるしHIGHとして選ぶんも理解出来るって言うか。
ドリス・ヴァン・ノッテンのシャツをHIGHとして選んでるんだけどカッティングとブランド料だけでHIGHになってるアイテムをわざわざ選ぶ必要無く無いか?それこそユニクロでも良いやんけってシンプルなシャツならLOWにして他をHIGHにする方が良いでしょう。


http://www.clstr.net/special/090625highandlow/05/
これって全部HIGHじゃないやん。。お手頃価格帯だし。。
HIGHを選ぶならアンドゥムル・メステールのタイだろー。
スタイリングは好き。


http://www.clstr.net/special/090625highandlow/10/
スタイリング的には一番個人的趣味だけどあえてアンドゥムル・メステールのパンツを持って来てる意味が。。。
LOWのユーズドのシャツの方が主張が強いし、パンツの印象がシャツに引っ張られてない?
アンドゥムル・メステールなら、これより遊びのあるもっと面白いパンツがあるのに。
ユーズドのワイドパンツでも合わせてやれば良いんじゃね?
しっかし、このユーズドのシャツ欲しいな。。。


http://www.clstr.net/special/090625highandlow/15/
これもなぁ。。
なんであえてこのジャケットなんだろう。
あえてこの30万越えてるジャケットでなきゃいけない意味が。。
特にジャケットは、ある程度の価格帯ならここまでいかなくても良いものが手に入るし、吊るしの高級服よりオーダーの方が余程自分に合って良いものが手に入る。


思うんだけど、インポートだろうがドメだろうがユニクロだろうが「このアイテムはこれじゃなきゃ嫌だ」って思うから高くても払うんであって、全く同じ外観のアイテムが高価格のブランドものと、低価格のノンブランドなら迷わずノンブランドを選ぶけどな。
ブランドなんてどーでも良いやろって言う。
ここで取り上げてる「HIGH」って「あえてこのアイテムでなきゃあいけない意味」ってのがよく解らないアイテムが多いと思う。
デザインと仕立てに金を払うのは良いけど、ブランド名に金を払うのは性に合わない。。
クセがあっても(クセがあるからこそ)個人的趣味で買わずにいられなかった「HIGH」なアイテムと、それを補うベーシックな「LOW」アイテムの組み合わせ。
そーいうのが見たいんだけど。。