LAD MUSICIAN 2010SS COLLECTION "MUSICIAN"

20091016140645

また今回も見てきました。



八時前。
恵比寿に到着してガーデンプレイスに移動。
到着するとガーデンホール入り口に立ってる人々。
皆、黒いジャケットに細身のパンツ。。いかにもラッドの顧客だなーって感じ。大体毎回こんな感じの客層。
まぁ自分にしても似たような格好ですけど。。
入り口を開けてないらしく仕方無いのでそこら辺に座って待つ。
開始予定が八時半だから早く着きすぎたかなーとは思ったけども恵比寿で他にやることも無いので仕方無く。
しばらく待つと入り口を開けたらしく早速中に。
知り合いの店員さんにインビテーションを見せるとVIP扱いでエレベーターで3Fに行けとの事。
いつもだったら階段に行列を成して開場まで待つのに今回は違うらしい。
3Fに着くと早速入って行ってる人が。
あんまり早いと会場奥になって角度的に嫌だなとは思いつつ、面倒になってとりあえずインビテーションを見せると代官山のK店長が現れて「案内しますよ」との事。
会場は前回と同じ。
案内されたのは前から四列目の席。
予想通り結構会場の奥近く。。あまり嬉しく無い。
ランウェイの登場口に近ければ近いほど見づらいので。
そこで八時半過ぎまで待機。。。。やっぱもっとギリギリで良かった。


大音量で流れるトーキングヘッズ。
どうやらライヴ音源っぽい。
入って来たのはアースカラーのジャケットにボトムス。
非常にベーシックなスタイリング。
今回のコレクションは「フェンダー」と「ミュージシャン」って事は内々に聞いていたのでミュージシャンっぽく無いファッションであれ?って感じ。
数ルック経つと紫/紺っぽいシャツにベージュのボトムス。。
ん?
なんかイアン・カーティスっぽいなぁ、とか思って見る。
袖の感じとかそれっぽく見える。
でもBGMはトーキングヘッズなんだけども。
トップスがオーバーサイズだったり、ラペルが小さかったり、ダブルのジャケットとか、ボンタンみたいにでかいボトムスとかワイドパンツとか、サイズ感の遊び方は80年代っぽいからトーキングヘッズに合ってる。
最近だとラフシモンズなんかがやってたけども。
ギターストラップのトロンプルイユシャツとかちょっと面白い。
アームホールだけが異様にでかいコートはナイロンぽい素材で撥水に見える。
色彩はアースカラーが中心。
全体的に春夏っぽく軽め。
サイズ感やシルエットの遊びはあるけど、アイテムでの遊びは少なそう。
ギターケース型鞄は。。マルジェラでそんなのがあったなーとか思いつつ。
あざといけどちょっと心をくすぐられる感じがラッドミュージシャンっぽい。
胸に思いっきり「FENDER」って入ったTシャツはモロ。
シューズはそんなに面白く無い感じで今ひとつ物足りない。
と思ってたらランウェイに雨が降り出す。。
ランウェイの上からシャワーみたいに水を噴射してる。
するとモデルの着てる服が水を弾く弾く。撥水加工を強調してんのか。
でもこれまでも毎シーズン撥水のアイテムはあったように思うが。
BGMがトーキングヘッズからジョイディビジョンに変わる。
やっぱイアン・カーティスかいっ!と一人心の中で突っ込む。
思ったんだけどイアンとかトーキングヘッズとか知らずに見たら地味なコレクションじゃないだろうか。
知った上で見るとイアンっぽいコスプレとか、80年代を意識した雰囲気が解るんだけども。
解る人には解る、ってのがLADっぽいと言えば確かにLADっぽい。


サンバイザーみたいに見えるひさしのでかい帽子に撥水のコート、ギターケース型バッグを背負ったモデルが雨の中登場。
次いで、少し小さいモデルが同じ格好で登場。
次いで、更に小さいモデルが同じ格好で登場。
次いで、次いで小さいモデルが同じ格好で登場。
次いで、小さいモデルが同じ格好で登場。
。。。。マトリューショカか、って遊びの演出。
今回は15周年だからなー、一応気合いが入ってる。
いつもだとこういう遊びは少ない。


で、帰りに軽く打ち上げみたいな場所で挨拶とかして、恵比寿ビールを飲んでおしまい。
http://hypebeast.com/2009/10/lad-musician-2010-springsummer-runway-collection/

このシルエットですねぇ。。