MR. BRAIN 第２話
MR.BRAIN
第２話【変人脳科学者VS蘇る美しき幽霊!!脳トレで人は蘇る!?】
【以下、否定的ですので賛美してる人が読む場合自己責任で】
カニバリズムはしばしば性的な幻想をもって受け止められ、またそのようなフェティシズムを持つ者も多数存在する。彼らは大抵、その幻想の達成は実現不可能な事だと認識していて、現実に達成することはあまりない。しかし、その幻想を達成してしまい、実際に性的なカニバリズムを行った極端な例も存在する。
ジェフリー・ダーマーよりハンニバル・レクター。
ゴールデンのドラマで、子供を鍋で煮て食うわけにはいくまい。
ハリウッド謹製ステレオタイプなありがち食人犯罪者。
レクターの模造品。
アンソニー・ホプキンスとGACKTじゃあ、比べるべくも無い。
役者じゃないんだから迫力も知れてる。
もう「面白い」って意見の意味が分からない。
ものすごーく表面的にざっくり「ながら」で見て、感想を聞かれたら「面白かったんじゃない？多分」とか答えるかも知れないけども。
冒頭のジャンケンの件は。。必要無いんじゃないだろうか。
あんなもの子供ダマシすぎる。
キムタクだけが賢くて他が低能だ、という為だけのステータス設定。
小雪の件の為の前フリなんだがそれが無くても成立はするだろう、と。
自供を誘うキムタクのフェイク小細工も見え見えだし。
確か以前にコロンボでやってたような気がする（気のせいかも知れないが）
どこかで見た光景、どこかで見た展開。
ありがちな展開とありがちなネタとありがちなトリックをくっ付けてご都合主義で仕上げ出来た構造物。
なんだかキムタクを使ってあのドラマをやってる意味が分からなくなってきた。
なんでキムタクなんだろう。。
「視聴率が取れるから」ってんならキムタクだけ映して一時間やればいい。
くっついたり離れたりの恋愛ドラマでもやればミーハーにキャーキャー騒がれて視聴率だって取れるんだし。
何話かごとにジャニタレを出して「キムタクと○○が夢の初競演！」とか書いて煽ればそれで観るんでしょう？
くだらねぇ。
ミステリーをやる事にしたんなら子供ダマしのものを作んな、と言いたい。
あの程度が視聴者層には丁度良いのかも知れんが。
名探偵コナンより、クオリティだけなら確実に低い。
綾瀬はるかのキャラを見てると「純真キャラ以前に採用されねーだろ」とかツッコミたくなる。
科警研の採用基準はそんなに甘いのか、コネか。
ルックスで採用するＣＸアナウンサーみたいな枠があるとか。
。。ま、中身はツッコミまくっても仕方無いか。
グッダグダだから。
推理がどうこう以前に警察が杜撰過ぎ。
考えてみるとこのMr.BRAINってキャスティング下手なのかも知れない。
最後の事件の婚約者が小雪って時点で犯人確定だもの。
なんでもっと渋めのキャストに出来ないんだろうか。
GACKTも何しに出てきたんだろうか。
もし「GACKTの幽霊が現れて..」ってやりたいならGACKTのキャラをあそこまで描かずに押さえた方が余程迫力が出る。相変わらず音楽がジャカジャカ鳴りまくる中、コテコテ紋切り型のシリアルキラーを演じてる姿は痛々しく見える。
たかが「最後の事件は自分がやった事じゃないから復讐するに違いない」って事を捉まえて「死ぬのが怖く無い」なんてよく言える。世界中に自分の模倣犯が現れて。。ってんなら理解出来なくも無いが、小さ過ぎる。
取調中のセリフも、ディオの言った「おまえは今までに食ったパンの枚数をおぼえているのか？」の影響アリアリ。
出てきて、匂わせて、死んだだけ。
いっそ「あの殺人犯は看守を全員殺害して逃走、今は何処にいるか行方不明なんだ」って方が面白かったろうに。
それなら謎めいてる。
死刑になってんなら確実にそいつの犯行ではあり得ない、って事になる。
「犯人は幽霊だった」なんてオチになる筈が無いんだから。
今やってるミステリー系ドラマで言えば、
Mr.BRAIN ＜ ＜ ＜ 名探偵の掟 ＜ 夜光の階段 ＜ 臨場
って感じだろうか。
中身だけならテレ朝の圧勝なんだがな。
それに比べて「名探偵の掟」の大和田伸也の悲惨な女装を踏まえてのメタミス。
ああいう狙った配置がキャスティングの成功例じゃなかろうか。
「ガキ〜」といい大和田のバラエティ進出は良い感じ。
オヤジ狩られた甲斐が見える。
来週も面白そうだし。
名探偵の掟はようやく乗ってきた感じなのにそろそろ終わりも見えてきた。。
さて、口直し口直し。
