PANIC PREVENTION/JAMIE T. 2007


Panic Prevention/Jamie T.


Jamie Tの1st
個人的には買ってかなり聴き込んで「これは良いからヒットして欲しいなぁ」と思いきや現在噂も聞かず知ってる人に会う事も無い残念な結果。
クセのある音はやっぱハネない。
来日もしてないし。
で、久々に聴いてみた。


アークティック〜とかジャックホワイトを思わせるような甘ったるいヴォーカルに、ローファイでフォーキーでヘロヘロした音。そこらじゅうへ飛び跳ねるトリッキーなサウンド
BECKみたいなジャンクいっぱいのミクスチャー感覚(ルーツミュージックの方では無く)で作り上げたかなり独特の風味。

UKでラップってーとやっぱりTHE STREETSあたりが連想されたりするんだけども、結構正統派にヒップホップなTHE STREETSよりも宅録でシコシコ作ってゴチャゴチャと混ざり合った感じがあって、もっと独創的で一筋縄では行かない感じ。
THE STREETSは英国のストリートの実際って感じだけど、Jamie T.はインドア派の匂いがプンプン。
日本で言うと初期のコーネリアスとか中村一義みたいなサウンド
バックトラックが違うだけで随分と印象が違うし、ギャングスタラップがどうしても好きになれない自分的にかなりハマる。

新曲の「Fire Fire」(←mp3リンク)は思いっきり激しいギターのリフからノイジーに始まって、ちょっとThe Go! Teamを連想させる。

D-SIDES~コング・スタジオの秘密~
ゴリラズの「D-SIDES」に収録された「Kids With Guns」のリミックスをやってたりとか小さい仕事では見かけたり。
色々やってんなぁ。
でも2ndの予定はどうなってんだか。
出りゃあ買いますが、勿論。
このまま消えていって欲しくは無い一人。


んで、ちょっと懐かしいシングル「Shiela」のPV
なぜかボズ・ホスキンス出演で全編口パク。
良いセンスしてるんだけどな。


Fire Fire PV

Jamie T - Back In The Game

Jamie T - Salvador Live