見えない力を使う誰かは、どこで何を考えているのか



全ての生き物は、生きている間、一時的にこの世界から物を借りているだけだ
死んだらみんな返さなきゃいけない
いっその事、みんな捨てちゃえよ。
そしたら随分楽になるぜ?

ケロロ軍曹140話 Bパート『男の戦い』

けいおん!」を観てると、昔、コード弾きを覚えるのにタブ譜と首っ引きで練習してたのを思い出す。
オレンジのアンプにシールド突っ込んで、ヘッドフォンでジャカジャカ鳴らして、楽器屋に行って買えもしないギターを眺めて。

映画「リンダリンダリンダ」で描かれてたガールズバンド像ってのよりも、リアリティなつらさは置いといて純粋培養「楽しさ」中心のコメディ。
中間を端折って端折ってるからリズムが良くて早くて観やすい。
秋山澪の持ってるカメラがLCーAだったり(中国製じゃなくてロシア製の)、律がサイバーショットだったり小物のディテールも面白い。
音楽性はメタルっつーか、ハードロック寄りなんかな。造ってるヒトの音楽性が出るところなんだが。
UKっぽいサウンドだったら良かったのに。でもアニメの音楽=ハードロック/メタル寄りなのは昔から。
ちなみにうちのLCーAは....ロシア製のヤツ。


今年のNBAレイカーズで堅いと思うが。
もし違ったらキャブスとか。
順当過ぎて仕方無いが、今年は上位と下位に差があり過ぎてセルティックスみたくガーネットが負傷してるとかの要因が無い限りはアップセットも無さそう。
ピアースが取らないとセルティックスは勝てなんだよね、なんだかんだエースなんだから。

っつーかブレイザーズ頑張って、レイカーズ×ブレイザーズ戦をみせてくれ。
レイカーズ×ロケッツ戦なんて観たく無いんだから。

対ロケッツ戦、OT残り0.8秒からブランドン・ロイが3ポイントラインの後ろからブザービーターを決めて逆転した試合。
残り1.9秒で逆転→0.8秒でまた逆転→0秒で逆転、ってのはバスケならでは。

マブス×スパーズは、やっぱり上がり調子のマブスに対してジノビリを欠くスパーズでは厳しい。
ピストンズじゃないけども、そろそろ新しい血が必要なんじゃ無いだろうか。
ボーエンなんてダーティなロートルはもう良い。


最近、レッドカーペットとかレッドシアターだとか、いわゆる「お子様/ご家族向けタイム」ゴールデンに「どっかで観たなぁ?」って芸人が出てると、大体があらびき団に出演済みだったりする事が最近ままある。
時代があらびき団に追いついて来たのか、それともゴールデンにネタが無くなって来たのか。
だとしたら「お笑いブーム」に陰りが見えて来たのかも知れない。

テレ東の「やりすぎコージー」みたいな「ウケる企画があるならゴールデンに上げてしまえ!」って無謀な真似をして、始めから判ってた事なのに視聴率低迷に苦しむなんて言う自虐は意味が分からない。
あらびき団の芸人はあの深い時間こそが良いのであって、ご家族向けでは無いんじゃないだろうか。
くりぃむしちゅーの「くりぃむナントカ」しかり、「くりぃむしちゅーのたりらリラ〜ン」しかり。
水が違えば魚は死ぬしか無い。
真水に海の魚は住めないし、塩水に河の魚は住めない。

そーいう意味で興味深いのがさまぁ〜ずだったりする。
「いいとも!」ではお昼っぽいソフトな一般ウケする芸風であまり前に出ず、深夜の「神さま〜ず」では、お色気にも対応する。「さまぁ〜ずさまぁ〜ず」で二人きりの立ちトークで30分出来るし、「モヤモヤさまぁ〜ず」の素人いじりでも力を出せる。
逆に、本来実力はあっても今ひとつ器用さに欠けて、結局番組が企画ものばかりに偏ってしまったのが前述したくりぃむしちゅーだろう。


ところで、最近テレビの締めつけ..と言うか下ネタ「性風俗表現」に対する厳しさが露骨に厳しくなって来たのが目につく。
無法地帯のテレビ東京だけが「アリケン」で「川村りかの体験人数が30人」だの、「ゴッドタン」での「景気付けにおっぱい見せて」や「えせドMを暴く」だのをやってはいるものの、それでも一昔前と比較すれば随分と大人しくなってしまった。

この前の北野誠の自粛といい、ライブドアニュースへの毎日新聞の圧力だったり、いつの間にか9.11以降のアメリカみたいに「見えない怖い力」によってメディアが「変節」を強いられているのをよく聞くようになった気がする。
こういった事が聞こえて来ている事は少なくとも完全に「メディアがコントロールされている」という事では無いのだろうけど、全てが見えている訳でもない、と言うのも事実だろう。
政教分離すら出来ていないこの国の見えないところで、見えない力を使い、見えない方向に向かわせようとしている誰かは、どこで何を考えているのか。

サイキックでの発言なんて十年以上前からやってた事なのにね。
今回ばかりは、相手が悪かったか。